建築の流れ

01地鎮祭

工事に先立ち地主神を鎮めると共に工事中の安全と建築物が、何事も無く永くその場所に建ち家の繁栄を願うお祭りです。
一般的には神式で神主さんが行ないますが、仏式、キリスト教式で行なう場合もあります。
地鎮祭を行なう段取りも神主さんの手配もすべてご相談下さい。

02地盤調査

家を建てるにあたって重視したいのは、地盤・基礎です。
いくら家に耐震性があっても、下にある土(地盤)が弱ければ、意味がありません。

家を建てる際に、まず『地盤調査』を、行ないます。
「どのくらいの重さをかけてどのくらい回転させたらドリルが地面にのめり込んで行ったか」を測り、地盤の強さを計算します。

地面の強さは平方メートルあたりの耐荷重量で示すことが出来、地耐力などと呼びます。
地耐力の小さい地盤では『地盤改良』を行います。

03基礎工事①

建築工事においてまず大事なのが基礎工事です。
基礎部分がしっかりしていないと上に建つ建物がどんなに立派でも良い建物にはなりません。

【栗石工事】
整地をし栗石を手作業で蜜に積み上げて、その上にクラッシャーをまき転圧することにより、強固な地盤となります。

【防湿シート】
この防湿シートは基礎下部から上がってくる湿気を防ぎます。
防湿シートの継目にも隙間無くテープを張り湿気が建物内部に侵入するのを抑えます。

04基礎工事②

【鉄筋工事・型枠工事】
鉄筋は13㎜を使用しており200ピッチに上下2段に組みます。
基礎立上り部下部や主要な部分はD13㎜以上の補強金を入れています。
コンクリートを打込み、基礎工事を完成します。

05上棟日

災害時のダメージが大きい接合部にオリジナル金具を使用。基礎・柱などには、性能・仕様規定を設定。強い構造部材が家の強靭さを一段と高めます。

06上棟式

柱、梁、桁、などの骨組みが完成した後、棟木を取付けて補強する際に行なう儀式のことです。
建物が完成するまで、災いが起こらないようにとの願いをこめるのと、工事関係者の無事とねぎらいの気持ちで行ないます。
近隣の方を招き棟木の上からお鏡餅や菓子等をまいて祝いました。

07屋根工事

【太陽光エネルギー高反射瓦(サマースノー)使用】
サマースノーは名古屋工業大学の研究で、太陽光エネルギーを吸収、蓄熱せずに、反射していることが実証されました。
黒色瓦と比較して住宅の2階の冷房負荷は20%も低減される結果も出ました。
サマースノーは瓦表面が湿った状態での滑り抵抗値が低く、瓦表面に埃等の汚れがついたとしても雨により流れ落ちやすい性質により、長期にわたって太陽光高反射性能を維持することができます。

08JIO下地防水・外装検査

各お部屋の設計図を確認しながら窓・収納・建具などを決定します。その後、キッチンやユニットバス、外壁や屋根材、内装の色や形などを打ち合わせします。金額の増減があればその都度見積書を提出し、確認していきます。

09内部工事造作 24時間換気システム

※シックハウスが問題化してきてから【24時間換気システム】の設置が義務付けられています。
※各部屋に設置している【排気口】から汚れた空気をダクトよりボックスに集め外に捨てます。家の中に新鮮な空気をダクトで取り込みます。
※夏場 暖まった壁の中の空気は小屋裏に流れ込み、その小屋裏にたまった空気を大量に外に捨て、室内に窓を開けなくても、夜間の外気を取り込むことができます。

10外壁(サイディング)工事

※ 白っぽいサイディングを2種類上下に分けて使用しています。

11玄関前外構工事及び門扉

アプローチをオークルストーン白で乱貼りし、その周りにピンコロでしきりました。
その他の部分には白御影石(表面削り仕上げ)300×600(下地コンクリート)を敷き詰めました。
花壇とケヤキの木の周りには、コーラルシータンブル(レンガ)を3段積み上げました。
庭の水はけを良くする為に排水桝、排水溝の傾斜を計算して施工しました。
門扉は四国レディ門扉2型使用。